ファッション

「ミハラヤスヒロ」の新ラインは“土に還るスニーカー” 縫い糸や接着剤まで分解性素材を使用

 「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」は、サステナブルなシューズライン“ジェネラル スケール(General Sacle)”を2021年春夏シーズンにスタートさせる。ソールからアッパー、縫い糸までの全パーツに自然由来の分解性素材を使用した“土に還るスニーカー”を提案する。ファーストシーズンはローカット2型(各3万5000円)、ハイカット1型(3万7000円)の全3型をそろえる。

 ソールはフランスのソールメーカーRELTEXが手掛ける、パラゴムノキから出る天然乳液を原料に50以上の工程を経て製造される“ラクトエビア(LACTAE HEVEA)”を使用。アッパーや縫い糸、シューレースにはオーガニックコットンを、インソールには植物繊維を圧縮した“ラテックス”素材を用いたほか、接着剤も水性のものを使用している。卸先には生産に携わる全会社の情報を明記した資料を配布するなど、トレーサビリティも盛り込んでいる。

 デザインはソールの凹凸や擦り切れ、履き口のほつれなどビンテージに着想した風合いが特徴。ソールはイタリアの靴職人が彫刻した原型を天然ゴムで忠実に再現している。同ブランドらしい極太のシューレースもアクセントとなっている。

 3月下旬〜4月中旬に「メゾン ミハラ ヤスヒロ」取扱店で販売予定だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。