ファッション

KOHHが手掛ける「ドッグス」が、古着をリメークした新シリーズ“ドッグス リメイク”をスタート

 ラッパーのKOHHが手掛けるプロジェクト「ドッグス(Dogs)」は4月26日に、古着をリメークした新シリーズ“ドッグス リメイク(Dogs Remake)”を発売する。価格は1万5800〜2万9800円で、「ドッグス」公式オンラインストアと東京都北区王子にある完全予約制の実店舗でのみ取り扱う。

 “ドッグス リメイク”は、2018年に「ドッグス」が発売した2着のジャケットを縫い合わせた“50 / 50(フィフティー・フィフティー)”から着想し、誰の目にも触れず忘れ去られていくはずだった古着をリメークしたシリーズだ。「当時、山積みの古着の中から数着のジャケットを見つけ、改造すれば着られるかもしれないと思い、家に持ち帰ってはさみで半分に切り、そしてミシンで塗い合わせて合体させてみた。実際に着てみると、ゆがみやズレに新しい価値を感じた。そのとき最初に手にしたジャケットは、いわゆるハイブランドの『ランバン(LANVIN)』のもの。ハイブランドのタグがついているだけで、人はそこに何かしらの価値を見出し、壊すことを恐れてしまう。なぜなら、それがいいモノでこのままでいいかもしれないと勝手に思い込んでしまうから。だが、実際は誰も見向きもしなくなった古着のそれを、本来意図とした形ではないかもしれないが、手間を加えてまた誰かに着られる方が洋服も幸せなのかなと思った」(KOHH)。

 全てが一点モノで、2着からなるTシャツやロングスリーブTシャツのほか、ボタンシャツなど3〜5着を縫い合わせたアイテムもそろえ、どれもサイズという概念はないという。

 「ドッグス」は、KOHHを中心に2018年4月に設立。衣服や音楽、写真、映像の制作活動をメインに、KOHHの地元・王子に完全予約制の実店舗を構える。実店舗ではオリジナルアイテムとセレクト古着のほか、不定期に「ファセッタズム(FACETASM)」や「トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)」とのコラボアイテムを展開している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。