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「アクオド バイ チャヌ」デザイナーの李燦雨が暴行罪で起訴と「文春」報道 本人は「事実と異なる点も多い」

 東京を拠点にするファッションブランド「アクオド バイ チャヌ(ACUOD BY CHANU)」のデザイナーである李燦雨(イ・チャヌ)が、元交際相手の女性に暴行を振るったとして起訴されていたことを「週刊文春デジタル」が報じている。

 「週刊文春デジタル」の記事は、李の元交際相手の友人が提供した情報をもとに取材したもので、元交際相手の女性が李から2019年、およそ半年にわたって精神的・肉体的暴力を受けていたとの内容だ。記事内には医師からの診断書や、やりとりを記録したメッセージアプリのスクリーンショット画像なども掲載されている。李は「19年7月3日に傷害の容疑で逮捕され、満期勾留の末、略式起訴で暴行罪の有罪判決となり、20万円の罰金刑で7月24日に釈放された」と記されている。

 報道を受けて李は、ブランドの公式サイトで1月15日に下記のコメントを発表した。

「この度の報道により、関係各位の皆様に甚大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。

そして何よりも私の軽率極まる行動により、今まで多大なるご支援を頂いた仕事関係の皆様、芸能人の皆様、ACUOD by CHANUファンの皆様、全ての方々へ甚大なるご迷惑、心配をおかけしましたこと、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

ひとえに、私の社会人としての自覚の低さ、自分自身への甘えが招いたことであり、弁解の余地はございません。

今後は全てのご批判を真摯に受け止め、私自身の取るべき責任を果たしつつ、更に良い『モノ』を創り、関係者の皆様に少しでも恩返しをしていきたいと思います。

改めまして、この度はご迷惑ご心配をおかけしまして、本当に申し訳ございませんでした」。

 「WWDジャパン」の取材に対して李は「有罪判決を受けた事実はありませんが、個人的なことで刑事手続きが行われたことは確かです。それ以外の点についても、(『週刊文春デジタル』の報道は)事実と異なる点が多くあります」とコメント。今後の活動については「皆様のお許しがいただけるのであれば、今後も継続して活動したいと考えています」と話した。

 李は1988年韓国生まれ。東京モード学園でファッションを学び、2016年にブランドを立ち上げた。同校在学中から東京ファッション・ウイークに参加し、ファッションショーを披露してきた。全ての商品にYKKの高級ファスナー「エクセラ」を使ったデザインが特徴的で、ショーには著名人が出演して話題を集めてきた。これまでに多くの映画やCM、ライブ衣装なども手掛けており、直近では「第70回NHK紅白歌合戦」で嵐の衣装を担当。また19年11月には、日本メンズファッション協会が主催する新人クリエイター、アーティストの中から将来を期待される人物を選出する「ベストデビュタント賞」のファッション部門を受賞したばかりだった。