ファッション

「マイケル・コース」の2019年春夏コレクションはアーバントロピカル マレーシアで展示会を開催

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は11月19日、アジア各国のプレスやインフルエンサーが集う展示会“2019年春夏アジアパシフィック プレス デー(2019 SPRING APAC PRESS DAY)”を マレーシア・クアラルンプールで開催した。クアラルンプールには8月に巨大ショッピングモールのスリアKLCCに全ラインを扱う大型店舗を出店したばかりだ。今回、9月にニューヨークで発表されたコレクションライン「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」の他、セカンドライン「マイケル マイケル・コース(MICHAEL MICHAEL KORS)」、「マイケル・コース メンズ(MICHAEL KORS MENS)」、アクセサリーの最新作を披露した。

リゾート地へエスケープする
ハッピーなコレクション

 9月13日にニューヨークで発表された「マイケル・コース コレクション」の2019年春夏コレクションは、“グローバル ゲッタウェイ”がテーマ。デザイナーのマイケル・コース(Michael Kors)は、不安定で悲観的なニュースが多い社会に生きる現代人が求めるユートピアをイメージしたコレクションを手掛けた。常夏のパラダイスへエスケープするかのように、ターコイズやピンク、グリーン、イエローなどビビッドなカラーを多用。フローラルプリントの他、貝殻やヒトデなどトロピカルなモチーフをふんだんに使い、着ているだけでリゾート地にいるかのような気分になれるアイテムがそろう。また、アーティストのクリスティーナ・ジンベル(Christina Gimbel)とコラボレーションし、彼女が描き下ろした作品がバッグに登場した。ヘアメイクも少し日焼けしたような健康的なルックに仕上げ、モデルは全員笑顔でフィナーレに登場し、ハッピーなムード全開のコレクションだった。

展示会会場も
トロピカルなムードが満載

 展示会会場は、一足踏み入れるとトロピカルな世界が広がった。色鮮やかなウエアにクリスティーナ・ジンベルのカラフルなアートワークがマッチし、会場を彩った。「マイケル マイケル・コース」のスペースにはピースフルなコレクションテーマに合わせたポップなオブジェも登場。また、アジア各国を代表するインフルエンサーやモデル、プレスが来場した。

コレクションラインは
トロピカルと都会ウエアの融合

 「マイケル・コース コレクション」は、ウィメンズとメンズの新作を披露。ビーチをほうふつさせる鮮やかなターコイズやライムグリーン、イエロー、ピンクはウエアだけでなくバッグやシューズにも登場し、フローラルプリントやマドラスチェックをポップに引き立たせた。リゾートっぽいホワイトのクロシェレースやラフィアバッグも登場。フリンジディテールの他、太陽の下できらめく美しいビジューディテールにも注目だ。トロピカルなウエアは人気のスニーカーの他、バケツハットやジャンパー、フラットサンダルなどと合わせることにより、スポーティーでカジュアルな要素を加え、都会でも、いつでもどこでも着られるようにアレンジしている。一方でイブニングウエアはブラックをメインに、ラインを強調するグラマラスでクラシカルなシルエットのドレスやガウンをそろえる。メンズにも鮮やかなフローラルプリントやサーフディテールがショートパンツやTシャツ、ジャージーなどに登場した。

セカンドラインも
ハッピーでピースフルな世界観

 セカンドラインの「マイケル マイケル・コース」も、コレクションラインのリゾートムードを受け継ぎ、ハッピーでピースフルなテーマ。アクセサリーはピースマークやハートのモチーフをグラフィティーのように施したデニムスニーカーやバックパックなどをラインアップし、新作の「ホイットニー」バッグもデニム素材で登場する。得意とするフローラルプリントのドレスは今季、立体的な花の刺しゅうや蝶のモチーフがポイントとしてあしらわれている。フェミニンなアイレットレースやクロシェ編みのワンピースの他、カモフラージュ柄のジャケットやスポーティーなパンツも登場した。また、スマートウオッチ「マイケル・コース アクセス」の新作「ランウェイ」も展示。時計機能やSNSのメッセージチェックはもちろん、心拍数の計測なども可能になり、ウオータープルーフで、運動中でも、シャワー中にも使える。

問い合わせ先
マイケル・コースカスタマーサービス
03-5772-4611