ファッション

幻冬舎の「ゲーテ」が“今、ヤバい「グッチ」”を40ページの大特集

 幻冬舎が発行するライフスタイルマガジンの「ゲーテ(GOETHE)」は、24日発売の9月号で「いま、GUCCIがヤバい!」と題して、40ページに渡り「グッチ」を大特集した。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)と社長兼最高経営責任者(CEO)のマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)がタッグを組んで以降、群雄割拠のラグジュアリー・ビジネスの世界で快進撃を続ける「グッチ」に注目。「ゲーテ」らしく、経営者や学者、投資アナリストら各界のプロが投資先としての「グッチ」ないしは親会社のケリング(KERING)、脳科学の知見から考えたミケーレのクリエイション、「グッチ」の躍進によって浮き彫りになった現代社会における価値観の変革などにフォーカス。シューティングとは一線を画す特集だ。

 表紙は、「グッチ」に身を包んだ松浦勝人エイベックス代表取締役会長兼CEO。松浦会長兼CEOや佐藤可士和ら各界のトップランナーも「なぜ、『グッチ』は成功したのか?」を分析した。

 「ゲーテ」にとって、1ブランドにフォーカスするのは、初めてのこと。「グッチ」を選んだ理由について二本柳陵介・編集長は、「CEOとクリエイティブ・ディレクターが交代して3年で、『グッチ』は大きく変貌し、瞬く間にラグジュアリーブランドのトップランナーに返り咲いた。正直、着こなすのが難しいアイテムも多々あるが、ひとつのビジネスモデルとして興味深いと考え、この特集を組んだ。これまで、様々なビジネスマンや著名人を取材してきたが、それぞれに共通しているのが、常に『変わることを恐れず』そして『進化したい』と思っていること。『グッチ』にも『変貌する勇気』『固定概念に縛られない発想力』がある。表紙の松浦さんは、自身も『グッチ』を愛用していることに加え、常日頃から事業に対して自問自答を繰り返しながら、組織が凝り固まらないように検証と改善を繰り返している。その姿は、“『グッチ』を纏う者”にふさわしいのではないか、と考えた」とコメントしている。

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