ファッション

バーニーズ ニューヨークの2018-19年秋冬 ボリュームアウターが鍵

 バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)は2018-19年秋冬シーズン、ボリューム感のあるアウターを大きく打ち出す。そのために、さまざまなブランドを新規導入した。例えば、人工ファーと人工レザーをメーンに扱うニューヨークの「ハウス オブ フラフ(HOUSE OF FLUFF)」では、毛足の長いファーのベストなどを買い付けた。同じくニューヨークの「ジャスト ドリュー(JUST DREW)」からはヒョウ柄やポップな色のフェイクファーアウターを、カナダ「バイアニュアル(BIANNUAL)」からはリサイクル素材の中綿を用いたスポーティーなアウターを買い付けた。

 シーズンテーマは“タッチ”。シャギー素材やファー、ニットのバリエーションで、見ても触っても温かな心地よさが感じられるアイテムをそろえる。また、ファッションを通じての交流や、共有することで人と人とが温もりを感じられるようなイベントを仕掛けていくという意図もある。

 キーアイテムのボリュームアウターに合わせるのは、ベルベットやジャカード、グリッターやレースといった主張のある素材のアイテムだ。スタイリングもパンツにロングスカートをレイヤードするなど、インパクトのあるコーディネートを提案する。

 スポーツテイストは主に色で表現する。例えば韓国「スタンドアローン(STAND ALONE)」のオーバーサイズのダウンジャケットをカラーバリエーション豊富にそろえる他、ダウンジャケット以外にもファーやツイード素材も強化する。

 17年春夏に“ハイクオリティ”“ハイテクノロジー”“ハイファッション”をコンセプトにスタートしたオリジナルブランド「ハイラインコレクション(HIGH-LINE COLLECTION)」からは、リサイクルカシミアを圧着したコートや、ダウンをシート状にした新ダウンをインナーに用いたウールコートを提案する。

 また今年8月に25周年を迎える横浜店では“マリン”をテーマに限定アイテムを多数そろえる。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。