バーバリーが伊レザーグッズ・メーカーを買収 レザーグッズ強化戦略の一環

企業動向M&A

2018/5/15 (TUE) 07:00

 バーバリー(BURBERRY)はレザーグッズ強化のため、10年以上にわたって関係を築いてきたイタリアのレザーグッズメーカー、CF & Pを部分的に買収した。買収の詳細は非公開だが、「バーバリー」に関連して働くCF & Pの従業員は、2018年末の買収完了までにバーバリーに移籍する。

 マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)=バーバリー最高経営責任者(CEO)は「ブランドにとって重要な転機となるだろう。この買収により、サンプル製作から商品開発、エンジニアリング、生産調整までをカバーすることで、レザーグッズの品質、コスト、納期、サステイナビリティーをより厳しく管理することができる」と語った。

 CF & Pはイタリア・フィレンツェ郊外の町、スカンディッチを拠点にし、ラグジュアリーレザーグッズの商品開発と生産で知られている。「バーバリー」の商品生産はスカンディッチの工場で引き続き行われるが、今回の買収に含まれない部分は今後も「バーバリー」以外の生産を継続する。

 ゴベッティCEOは17年11月の戦略発表で、ラグジュアリーレザーグッズの強化を優先事項とし、多様な価格帯と種類のバッグの提供と改良、シューズとレザーアクセサリーの強化を目標に掲げた。バーバリーは17年3月にレザーグッズ&シューズ・デザイン・ディレクターを新設し、「プラダ(PRADA)」や「ディオール(DIOR)」で経験のあるサブリナ・ボネージ(Sabrina Bonesi)を同職に任命している。同氏は現在、バーバリーのメンズ、ウィメンズのバッグ、シューズ、アクセサリーを担当している。さらに、18年3月には、クリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)の後任として、チーフ・クリエイティブ・オフィサーにリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が就任。彼のファースト・コレクションは、19年春夏ロンドン・ファッション・ウイーク期間中の9月17日に発表される。

 なお、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)も17年にイタリア・ミラノのアクセサリーブランドおよびレザーグッズメーカーのセラピアン(SERAPIAN)を買収している。また、CF & Pが拠点とするスカンディッチには、ケリング(KERING)傘下のグッチ(GUCCI)も4月に新生産拠点をオープンしている。

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