ファッション

テーマごとに大変身の「カルティエ」六本木ヒルズブティックがデジタルなポップアップスタート

 「カルティエ(CARTIER)」は4月27日、六本木ヒルズのブティックでリニューアルしたメンズの基幹時計“サントス ドゥ カルティエ(SANTOS DE CARTIER)”のポップアップイベントをスタートした。5月31日まで。これまでにない体験の提供を目的に昨秋、ウェストウォークの2階にオープンした店舗は、テーマによってその姿を大きく変えた。

 店内では、「カルティエ」初の本格的なセレブリティ・アンバサダーに就任し“サントス ドゥ カルティエ”の顔を務めるジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)が主演する時計のためのショートムービーのワンシーンを思わせる雲を再現。カルティエの3代目ルイ・カルティエ(Louis Cartier)が1904年、飛行家のアルベルト・サントス・デュモン(Alberto Santos Dumont)に贈ったことから生まれた“サントス ドゥ カルティエ”のルーツもほうふつとさせる。

 壁面にはデジタル技術を使って、時代の先駆者だったアルベルトの精神や「カルティエ」の革新性などを紹介。アルベルトの設計による飛行機を思わせる展示のほか、AR(拡張現実)により彼のようにパリ上空に飛行機を飛ばす体験も楽しめ、写真撮影ができる。ポップアップをデジタルと絡めるのは、新生“サントス ドゥ カルティエ”をIT業界の若手実力者たちにも知って欲しいと願う「カルティエ」の意向を反映したものでもある。

 “サントス ドゥ カルティエ ウォッチ”は、インターチェンジャブル、つまり付け替えが簡単なベルトで販売中。67万2500円〜。

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