ファッション

主役は「LV」流“ゆるキャラ”とモノグラム 渋谷の「ギャップ」跡地にポップアップオープン

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON以下、LV)」は4月20日、東京・渋谷の公園通り沿い「ギャップ(GAP)」跡地にメンズの2018年プレ・フォール・コレクションを販売するポップアップストアをオープンする。5月6日まで。

 都会的なトラベラーやアウトドアをイメージした商品を揃えた。クラシックとポップをミックスする最近の「LV」メンズらしく、キーカラーにはネオンイエローを採用。モノグラムをふんだんに用いたコレクションが並び、ポップアップ限定商品には加えてメゾンのステーショナリー・コレクションのアイコン“ヴィヴィエンヌ”をプラス。「LV」流の“ゆるキャラ”は、身に付ける人も、その姿を見る人も笑顔にさせてくれる。

 店内にはネオンカラーのモノグラムの絨毯を敷き詰めた。同じくネオンカラーのモノグラムを手すりに施したエスカレーターに登って2階に上がると、田名網敬一、テセウス・チャン(Theseus Chan)、「リトゥン アフターワーズ(WRITTEN AFTERWARDS)」の山縣良和、そして安野谷昌穂による“ヴィヴィエンヌ”を主役にしたインスタレーションが並ぶ。田名網や山縣は、真っ白な“ヴィヴィエンヌ”をキャンバスに見立て、自身のアートをプラス。テセウスは“ヴィヴィエンヌ”の愛らしさはロリポップキャンディに通じると考えて、アイスキャンディのような鏡をいくつも使った迷宮を作った。スクリーン上の“ヴィヴィエンヌ”にスプレーでさまざまな色を吹き付けたり、自身の動作と連動する“ヴィヴィエンヌ”がネオンイエローのモノグラムを振りまく様子が楽しめたりのインスタレーションも用意した。

 アーティストや作品のキュレーションを手掛けた亜洲中西屋の中西多香・社長と中西大輔・副社長は、「今の『LV』は、それまで上下の関係だったラグジュアリーとストリートを並列の関係に変えた立役者。選んだ4人はジェネレーションこそ異なれど、そんなアプローチができる人たち」という。

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