ファッション
連載 目指せ未来のインフルエンサー

“インスタ映え”の量産型写真から抜け出す工夫

 こんにちは、梶川千恵です。突然ですが、皆さんはこういう写真を撮影したことはありませんか?これは私が外食に行ったときの料理の写真です。

 私もこの企画でインスタグラムを始める前から、外食をした時には記録用に料理を撮影していました。注文した料理、ドリンクを撮影してスマホを置き、さぁ食べ始めようという流れです。カフェなんかに行って周りを見渡したら料理を撮ってから食べ始める方をよく見かけるので、そういう人は多いのではないでしょうか。ですが、その写真をインスタグラムに使いたいならちょっと待って!

 料理やドリンク、内装、外観までおしゃれにこだわっているカフェやレストランは、極上のインスタ映えスポットと言っても過言ではありません。注文した料理だけで撮影を終えるのは、少しもったいないです。何より、人と違う写真にはなりにくいですよね。例えばこちらの写真は全て同じ日にカフェで撮影したものです。

・注文した料理
・セットのドリンク
・セットのサラダバー
・サラダバーのドレッシング
・店の前での自分

 ひとつのカフェでも、これだけの種類の写真を撮ることが出来ます。料理以外にもさまざまな撮影ポイントがありました。これは別のお店ですが、入り口の暖簾がおしゃれだったのでアップで撮影してみました。

 こちらはお米に拘りのある定食屋です。お店全体の外観を撮っている写真はよくありますが、暖簾にも店名が書かれているのでここだけのアップでもどのお店に行ったかが分かります。更に暖簾のお米のマークが可愛らしくて店のウリも強調したポイントだと思ったので、アップだとそれがより引き立つのでないかと考えました。

 また、ハッシュタグ投稿の検索画面に料理の写真や外観全体の投稿が並ぶ中、暖簾だけの写真があれば目立ちます。パッと目を引く確率が上がると言えるでしょう。その場所ならではの撮影ポイントを見つけて、周りの投稿と差をつけてみませんか?今週は1週間で60フォロワー増の845フォロワーまで伸ばすことができました。

[instagram url="https://www.instagram.com/p/BhOJcjGHPJC/"]

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。