ファッション

ルックスオティカ17年度は純利益が10%増 元CEOには約7億円の退職金

 イタリアの大手アイウエア企業、ルックスオティカ グループ(LUXOTTICA GROUP SPA以下、ルックスオティカ)の2017年12月通期決算は、売上高が前期比0.8%増の91億5700万ユーロ(約1兆1995億円)、純利益が同10.0%増の9億7000万ユーロ(約1270億円)で増収増益だった。

 「アルマーニ(ARMANI)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「プラダ(PRADA)」「レイバン(RAY-BAN)」などを扱うルックスオティカは、仏レンズメーカー、エシロール(ESSILOR)と合併し、ルックスオティカエシロール(LUXOTTICAESSILOR)立ち上げるとを17年1月に発表したが、この合併に関連した経常外費用として約1850万ユーロ(約24億235万円)計上したという。また、17年12月に退職したマッシモ・ヴィアン(Massimo Vian)元製品兼オペレーション部門最高経営責任者(CEO)に、530万ユーロ(約6億9430万円)の退職金を支給した。

 エシロールとの合併は「政府とオープンで建設的にコミュニケーションをとっている」とし、すでにチリ、カナダ、メキシコ、ブラジルで各国の政府の認可が下り、今後は18年前半に他の国の政府から認可が下りるとしている。

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