アダストリアが渋谷区とS-SAP協定を締結 “シブヤカルチャー”を発信

企業動向企業タッグ

2018/2/9 (FRI) 07:00

 アダストリア(ADASTRIA)は2月9日、渋谷区と相互協力のもと地域社会の課題解決を図る「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」を締結し、調印式を行った。アダストリアのファッションを超えたさまざまなワクワクを世の中に届けたいという思いのもと、渋谷区の取り組みへのサポートを通じ、地域社会に新たな価値を創出することへの期待をうけ双方の合意にいたった。今後、アダストリアの強みである若年層への発信力を生かし、“シブヤカルチャー”の認知拡大を図る。

 具体的な取り組みとして、“ダイバーシティの実現に関する活動”や“次世代育成に関する支援”、“ファッションビジネス及び起業家の育成に関する支援”、“シブヤカルチャーの発信に関する活動”を実施する。“ダイバーシティの実現に関する活動”においては、障害のある人のおしゃれの悩みを理解し、服のデザインをするワークショップを8~10月に実施する。“次世代育成に関する支援”では、渋谷区内にあるアダストリアが展開する店舗で子どもたちの職業体験を実施。社会との接点を持ってもらい、将来の進路に役立つ活動を行う予定だ。さらに、“ファッションビジネス及び起業家の育成に関する支援”では、才能ある若者を支援するインキュベーションプログラムを実施予定。“シブヤカルチャーの発信”においては、締結前からアダストリアが行っている、渋谷のライフスタイルやファッションを定点観測し各シーズンのトレンドをレポートする「シブヤ・ウォッチャー(SHIBUYA WATCHER)」を通じ、ファッショントレンドを発信する。

 S-SAP協定は2016年4月、渋谷区内に拠点を置く企業や大学などと渋谷区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する新しい公民連携制度としてスタートした。同協定に基づき、各企業や大学の持つ技術や特色を生かして、新たな区民サービスを提供する。これまで、ビームスやナイキジャパン、ライン、青山学院大学など19の企業や大学と協定を締結し、渋谷区社員のクールビズ推進や伝統文化振興・地域のための交流イベント、子育てに関する情報の発信などさまざまな取り組みを推進している。

 アダストリアは、昨年本部オフィスを渋谷ヒカリエに移転し、ファッションの情報発信拠点である渋谷から新たなライフスタイル提案を行っている。福田三千男アダストリア会長兼最高経営責任者(CEO)は、「渋谷は元気で新しいアイデアが生まれる街だ。当社で20店舗を渋谷に出店しているが、3月には主力ブランド『グローバルワーク(GLOBAL WORK)』の大型路面店を井ノ頭通りにオープンするなどさまざまな店舗を展開していく。アダストリアの資産を生かし、渋谷区の発展や街づくりをサポートしていきたい」と話す。長谷部健・渋谷区区長は、「今回、20件目の協定となるが、日本に留まらず世界に向けて渋谷という街を発信していきたい。渋谷は、DCブームやギャル文化など、多種多様なカルチャーが生まれてきた。渋谷区単体では難しいが、渋谷の大きい武器であるファッションを通じ価値創造を図る」と意欲を燃やす。

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