ビューティ

「ランコム」のMIWAナショナルメイクアップアーティストが語る美容部員のやりがい

 MIWA日本ロレアル(NIHON L'OREAL) ロレアル リュクス(L'OREAL LUXE)事業本部ランコム(LANCOME)事業部 ナショナルメイクアップアーティストは、メイク関係の仕事未経験で入社し、約15年間腕を磨き続けて2016年に全国のメイクアップアーティストからナショナルメイクアップアーティストに選ばれた。そんな彼女に、美容部員のやりがいを聞いた。

WWDビューティ(以下、WWD):入社のきっかけは?

MIWA日本ロレアル ロレアル リュクス事業本部 ランコム事業部NMA(以下、MIWA):商業施設で働いていましたが、もっと個性が出せる仕事に就きたく、美容部員に興味があり応募しました。ただ、周りの同期は美容専門学校出身の人も多く、私は全く専門的な知識はなくほぼゼロからのスタートでした。

WWD:そこから「ランコム」のトップアーティストに選ばれたのですね。

MIWA:最初はクレンジングと洗顔の違いも分からないくらいでした。人一倍努力しないとついていけなかったので、必死でしたね。先輩が接客している間はバレないように横で会話を聞いていました。先輩が無意識に発する言葉や所作が勉強になるので、先輩から接客術を盗み取るくらいの意識でいました。

WWD:ご自身の接客の強みは?

MIWA:「ランコム」の接客理念として「友人として、プロとして」というモットーがあります。私たちはプロなので、つい専門知識を最初に伝えがちですが、実はお客さまにはあまり親切ではなかったりします。まずは友人や家族目線でフレンドリーな接客をしつつ、最後はきちんとプロのアドバイスを提供するようにしています。「ランコム」は全国にカウンターを構え、どこで買っても製品は同じです。ですが、自分の店舗で購入してもらうためには印象に残る、心地よい接客が絶対だと思っています。

WWD:ナショナルメイクアップアーティストになった経緯は?

MIWA:2016年にメイクアップアーティストの試験を突破し、全国大会に参加しました。初参加ながらもアジア大会の日本代表の1人に選ばれ、トップ8に入賞しました。その後ナショナルメイクアップアーティストに就任し、今は大型店舗でのメイクアップイベントや新製品発表会のサポート、他のメイクアップアーティストの育成をしています。

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