ビジネス

阪急百貨店のコスメサイトが中国向け越境ECに出店

 阪急阪神百貨店は8月24日、公式コスメ通販サイト「阪急ビューティー(HANKYU BEAUTY)」を、インアゴーラ(INAGORA)が展開する中国向け越境EC「豌豆公主(ワンドウ)」に出店した。スタート時は、「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ルナソル(LUNASOL)」の2ブランドを展開し、今後は「RMK」など取り扱いブランドを拡大していく。

 阪急うめだ本店の化粧品売り場では、国内はもちろん中国からの観光客も多く来店する。しかし、帰国後の中国人客は商品をリピート購入できないため、「ワンドウ」に出店した。これにより、中国人客は自国にいながら繰り返し購入できるようになり、彼女たちのリピート需要を取り込むことが可能になる。

 「ワンドウ」は中国人ユーザー向けショッピングアプリで唯一の日本商品特化型サービス。日本企業は初期費用・固定費が無料で出店できることから、中国ですでに人気の商品や中国人ユーザーの認知度が低い商品まで約2万7500点(2017年6月現在)もの多岐にわたる品ぞろえを実現している。

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