ビューティ
連載 できる男のセルフケア

川松健太郎(アディダス ジャパン)がこだわる香りと身だしなみ

 オンもオフもスポーツをこよなく愛する3人のファッション感度高めな若手ビジネスパーソンたちが、汗や体臭といった「ニオイ」が気になる季節の身だしなみ、清潔感がもたらす男の色気について語る連載の第1回目。トップバッターは、多くのトップアスリートをサポートしているマルチスポーツブランド「アディダス」で、SNSを駆使しユニークなプロモーション活動を行っている川松健太郎コミュニティマネージャー。普段のヘア&スキンケアやビューティ観から、オトコの色気、そしてお気に入りのビューティアイテム、メンズヘア&スキンケアブランド「アンドジーノ(&GINO)」の魅力についてインタビュー。

「WWDビューティ」編集部(以下、WWD):汗ばむ季節になってきましたが、身だしなみはどこに気を遣っていますか?

川松健太郎/アディダス ジャパン アディダスマーケティング事業本部 ブランドアクティベーション Tokyoニュースルーム(以下、川松):学生時代、水泳をしていたのですが、長時間プールに入っていると肌が乾燥するんです。だから保湿だけは、とにかくしっかりしていましたね。留学中に髪をブリーチして頭皮が荒れてしまってからは、オーガニック製品にも興味を持ち始めました。でも、今はそういったトラブルがないので、健康的な体作りと清潔感を大事にしています。

WWD:川松さんの場合、体作りも仕事の一環ですよね。「清潔感」をもう少し詳しく教えてください。

川松:肌や頭皮がベタついていたり、汗臭かったりすると、周りはもちろん自分自身も不快になるので、ヘアもボディーもさっぱり洗い上げたい派です。留学がきっかけで、フレグランスをつけるようになってからは、香りのチェックも怠らないようになりました。ただ、シャンプーやボディーソープの香りが強いとフレグランスを楽しめないので、洗浄後ほんのり香るくらいが理想です。

WWD:「アンドジーノ」の「プレミアムボディーソープ デオラ」とスーツ消臭ミスト「プレミアム スーツリセッター」は、「アンドジーノ」のオリジナルメンズフレグランスの「プレミアムパヒューム ジーノストーリア」の香りに統一されているので、使いやすかったのではないでしょうか。

川松:社会人になってからはもっぱら、シーンを選ばずにつけられる柑橘系などの軽めの香りを愛用しています。だから、オフィスワークにも、自分がソーシャルメディア業務を担当しているスポーツイベント時などにもなじむ、柑橘系&グリーンの香りの「プレミアムパヒューム ジーノストーリア」は、すぐにローテーション入りしました。外出や出張も多いので、携帯しやすいサイズというのも高ポイント。“女性に好まれる香り”をコンセプトに開発したことを知らずに使い始めたのですが、女性の友達に「いい香り。どこのブランド?」と言われたこともあり、妥協しないモノ作りの姿勢に心動かされ、他の商品も使ってみたくなりました。「プレミアムボディーソープ デオラ」は、「プレミアムパヒューム ジーノストーリア」より香りが軽め。洗い流した後、ほのかに香るところが気に入っています。

WWD:香り以外の使用感はいかがでしたか?

川松:今はスポーツジムでのトレーニングが中心ですが、体を動かすことが好きなので、泡立ちがよく、かつ泡切れのいいさっぱり系の「プレミアムボディーソープ デオラ」は、季節を問わず使いたいと思いました。ニオイを抑える効果があるところも、スポーツ好きとしては見逃せません。緑色の液体が泡立つと白に変わるところに、なぜか毎回テンションが上がります(笑)。「プレミアムブラックシャンプー」は、きめ細かく粘り気のある泡でパックすると、頭皮の汚れを吸着するだけでなく、保湿と栄養補給もできる。4800円という価格ですが、この多機能ぶりなら十分投資できる価格だと思います。

WWD:香りにこだわる方なら、体だけでなく、汗や煙草のニオイがついてしまう服も気になるかと思うのですが、何かケアは行っていますか?

川松:これまでは、ドラッグストアやスーパーで買える消臭ミストを使ったりしていました。でも香りが“いかにも”といった感じで、パッケージデザインもオシャレ感がないものが大半で……。その点、「プレミアム スーツリセッター」は好きな香りだし、ボトルデザインが洗練されているので、人前で使いたくなるくらい気に入りました。

WWD:「アンドジーノ」の商品コンセプトは“オトコの色気”なのですが、川松さんの考えるオトコの色気を教えてください。

川松:例えば海外のセレブのように、たとえ無精ひげが生えていても、汗をびっしょりかいていても、健康的に鍛えられたからだだと、不潔な印象にはならないと思うんですよね。スーツにスニーカーを合わせても、プロポーションがいい人は程よくカジュアルダウンして、かっこいいですし。それが清潔感につながり、そして若々しさであったり、色気となっているのではないかと思っています。スポーツジムでの筋トレにしろ、サッカーなどのチームスポーツにしろ、楽しみながらからだを動かしている人を見ると感化され、仕事のモチベーションも上がりますし、そんなスポーツの楽しさを、より多くの人に伝えていきたいですね。