ファッション

サンエー・インターナショナルが「イヴァンカ・トランプ」との提携交渉停止

 サンエー・インターナショナルは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米国大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)の名を冠したファッションブランド「イヴァンカ・トランプ」との提携交渉を停止した。具体的な停止期間は明らかにしていない。

 複数の米国メディアによると、米下院法務委員会におけるイヴァンカ・トランプに対する民主党議員の質問への回答で明らかになったもので、「サンエー・インターナショナルの親会社であるTSIホールディングスが日本政府と関係していることが分かったため、『イヴァンカ・トランプ』は、今後、サンエー・インターナショナルと交渉しないことを決めた」と報じている。

 TSIホールディングスの筆頭株主が日本政策投資銀行であることから、公職と経営職の兼務により、公正を保てないとの批判を受けていたことによる決定とみられる。

 米国でもトランプ大統領就任後に、米百貨店のノードストロム(NORDSTROM)が同ブランドの取り扱い中止の発表をしたり、その他の販売店がプロモーションを取り止めたりするなど、何かと話題になっていた。

 すでにイヴァンカ・トランプは、米国大統領就任にあたり1月に自身のブランドを去っており、現在は、大統領顧問の地位に就いている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。