ファッション

「ジル・サンダー」のデザイナー退任

 「ジル・サンダー(JIL SANDER)」のロドルフォ・パリアルンガ(Rodolfo Paglialunga)=クリエイティブ・ディレクターが、2017-18年秋冬ウィメンズ・コレクションを最後に退任することが分かった。

 15年春夏にデビューしたパリアルンガは、「『ジル・サンダー』の皆さまと共に働けたこと、また、ブランドの歴史とレガシーに貢献できたことを大変光栄に思う」とコメントを残した。

 また、アレッサンドラ・ベッターリ(Alessandra Bettari)=ジル・サンダー最高経営責任者(CEO)は「デザイナー本人と共に、この協業に終止符を打つという結論に達した。すばらしい仕事と、ブランドのDNAを守ってくれた彼に深く感謝している」とコメント。

 後任にはルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)が抜擢される可能性が高いとされている。ルーシーはこれまで、セルジュ・ルフュー(Serge Ruiffieux)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターと共に、「ディオール(DIOR)」でラフ・シモンズ(Raf Simons)前アーティスティック・ディレクターのもとでウィメンズ・コレクションとオートクチュール・コレクションを手掛けていた。それ以前は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のデザインチームに所属していた。夫のルークはメンズブランド「オーエーエムシー(OAMC)」の共同創業者兼デザイナー。

【関連記事】
■「ジル・サンダー」が後任デザイナー探しか?

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。