ファッション

カルバン・クラインのグローバル・クリエイティブ・ディレクターが退任

 ケヴィン・ケリガン(Kevin Carrigan)=カルバン・クライン(CALVIN KLEIN) グローバル・クリエイティブ・ディレクターが退任した。彼は同社の売り上げの大きなシェアを占める「ckカルバン・クライン(ck CALVIN KLEIN)」「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」「カルバン・クライン ホワイト レーベル(CALVIN KLEIN WHITE LABEL)」のデザインを18年間手掛けてきた。ケリガンの退任を知らせる内部メモが出たと報道されているが、同社および本人からコメントは得られていない。業界筋によると、移行期間はしばらく同社に残るようだ。

 ケリガンは「ニコル ファーリ(NICOLE FARHI)」や「マックスマーラ(MAXMARA)」を経て、1998年にカルバン・クラインに入社。彼は同社の5人のクリエイティブ・ディレクターの一人で、フランシスコ・コスタ(Francisco Costa)「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクター、イタロ・ズッケーリ(Italo Zucchelli)同メンズ・クリエイティブ・ディレクター、シューズとアクセサリーを手掛けていたオーリック・グリム(Ulrich Grimm)、ホームを手掛けていたエイミー・メレン(Amy Mellen)と共にクリエイティブ面を担っていた。なお、コスタとズッケーリは4月に退任した。

 また、8月2日付でラフ・シモンズ(RAF SIMONS)前「ディオール(DIOR)」アーティスティック・ディレクターが同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任し、今後全ブランドデザインを監修する。

LISA LOCKWOOD

訳 北坂映梨

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