ファッション

サンモトヤマが初のオリジナルブランド「サン」を発表

 創業60周年を迎えたサンモトヤマは、同社初のオリジナルブランド「サン(SUN)」を5月10日に発売する。3月12日には、第1弾のプレタポルテコレクション「クチュール ブラック」をサンモトヤマ銀座本店で披露した。

 デザイナーには、皇室デザイナーであった故・植田いつ子のアトリエや仏クチュールメゾンの「フランク・ソルビエ(FRANCK SORBIER)」「エリック・ティブシュ(ERIC TIBUSCH)」などで縫製技術者やモデリストとして経験を積んだ新進気鋭のクチュリエ、小井戸和芳を起用した。商品は、ワンピースやジャケット、スカート、パンツ、ブラウスなど全9型。「シンプルエレガンス」をコンセプトに、冠婚葬祭にも対応できる素材と着心地にこだわった。サイズはMとLで、価格帯は6万〜17万円。サンモトヤマ銀座本店と大阪の阪急17番街店で取り扱う。

 小井戸デザイナーは、「究極なエレガントを追求し、"タイムレス・シーズンレス・エイジレス"で着た人の魅力を引き出すようなコレクションなデザインを目指した。ファッションは流行り廃りがあるが、普遍的でシンプルであるため100年経っても美しいと思えるようなものに仕上がったと思う」と語った。

 「サン」のブランドロゴは、茂登山長市郎サンモトヤマ会長の祖父が運営していたメリヤス問屋「サン メリヤス」の"SUN"のロゴを採用した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。