「ロエベ」が職人の手仕事を称えるコンテストを創設 世界各国から作品を募る

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2016/4/12 (TUE) 09:00

 今年設立170周年を迎える「ロエベ(LOEWE)」は、現代における手仕事のすばらしさを称える国際的なコンテスト「ロエベ クラフト プライズ(LOEWE CRAFT PRIZE)」を創設する。主催は、ロエベ財団とジョナサン・アンダーソン=クリエイティブ・ディレクター。1846年に職人が集まりスタートしたブランドの原点に立ち返り、才能ある職人の功績を世に広めることや、芸術的先見性と革新性を併せ持つ世界各国の職人を支援・発掘することを目的に、年1回の開催を計画する。

 対象は、18歳以上のプロとして活動する職人で、国籍は不問。個人だけでなくチームでの参加も可能で、オリジナル作品を最大3点応募できる。作品は、その全てあるいは一部がハンドメードであり、10年以内に制作された過去に受賞歴がない1点ものに限定。また、伝統的な技術を今の時代に合わせて用いた"モダン・クラフト"であることが求められる。

 第1回は、4月12日から11月7日まで特設ウェブサイトで応募を受け付ける。その後、テキスタイル・デザイナーのジョン・アレンや陶芸家のクラウディ・カサノバスら6人の選考委員が、最終選考に進む10〜15作品を選出。2017年4月に行われる最終選考では、ジョナサンやエンリケ・ロエベ=ロエベ財団プレジデントをはじめ、ロルフ・フェールバウム=ヴィトラ元最高経営責任者、プロダクトデザイナーの深澤直人、ステファノ・トンキ「Wマガジン」編集長、アナトクス・ザバルベスコア「エル・パイス」建築・デザイン担当評論家ら10人が審査にあたる。優勝者には賞金5万ユーロ(約615万円)が授与される他、優勝者及び最終候補者の作品は、2017年5月にスペイン・マドリードで行われる「2017年ロエベ クラフト プライズ」展に展示される。同展はその後2年にわたり、ヨーロッパ、アジア、アメリカの各都市を巡回する予定だ。

 「ロエベ」は、ジョナサンのクリエイティブ・ディレクター就任以降、アートとのさまざまな取り組みを行っている。14年には陶芸家の濱田友緒とのコラボによりオリジナルの陶器を制作。15年にはジョン・アレンとともにスペシャルコレクションを手掛けた他、ミラノサローネ国際家具見本市で「レザー ボウルズ コレクション」を発表した。また同年、アート・バーゼル・マイアミにも初参加し、デザイン地区にあるロエベの店舗でエキシビションを開催した。今年は、マーケトリー(象嵌細工)にフォーカスし、ジョン・アレンとのコラボアクセサリーの第2弾を制作する他、ミラノサローネにオーク材やレザーで制作した家具を出展する。

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