1. 大阪駅「三越伊勢丹」の看板下ろす 来春開業「ルクア1100」に8種のイセタン中型業態を出店

大阪駅「三越伊勢丹」の看板下ろす 来春開業「ルクア1100」に8種のイセタン中型業態を出店

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2014/11/13 (THU) 07:00

 JR西日本は13日、大阪駅の駅ビルで三越伊勢丹ホールディングスと共同運営していた百貨店「JR大阪三越伊勢丹」をファッションビル「ルクア1100(イーレ)」に業態変更すると正式に発表するとともに、来春オープンする新施設のフロア構成を明らかにした。今年1月、JR大阪三越伊勢丹が入る大阪ステーションシティノースゲートビルディング西館を、子会社のJR西日本SC開発が運営する東館のファッションビル「ルクア」と一体開発し、百貨店部分を4割に縮小する方針が出され、新しい屋号やフロア構成に注目が集まっていた。「三越伊勢丹」の看板はわずか4年で下ろされることになる。

 西館の新しい名称「ルクア1100」は、専門店のセン(1000)と百貨店のヒャク(100)を掛け合わせた数字を、ドイツ語のihre(あなたの=お客さまの)と読ませる。顧客目線で百貨店と専門店の良いところを融合する意味を込めた。既存の東館ルクアが20代半ばから30代前半の女性を対象にしているのに対し、ルクア1100は30〜40代をはじめとする幅広い世代の男女を対象にする。

 この中で4割の百貨店部分として三越伊勢丹ホールディングスが「isetan(イセタン)」の屋号を用いて、8タイプの中型業態を入れる。「イセタン クローゼット(婦人服&紳士服・雑貨)」(4階)、「イセタンメンズスタイル(紳士服・雑貨)」(8階)、「イセタン シューズ&バッグス(靴・鞄)」(地下1階)、「イセタン コスメティック(化粧品)」(2階)など、伊勢丹新宿店の編集力を生かした品ぞろえとサービスによって各フロアの中心テナントとして営業する。運営主体であるJR西日本SC開発の山口正人・社長は「(2011年の)開業時のJR大阪三越伊勢丹は、伊勢丹のファッション提案力、三越の文化・芸術性を最大限発揮するため、文字通りの"百貨"で勝負を挑み、結果として低迷した。この苦い経験に基づき、何がお客さまに受け入れられるのか、三越伊勢丹と精査した上で、百貨店の強みの商品をぎゅっと凝縮し、良いところだけを展開することにした。とりわけリモデルを成功させた伊勢丹新宿店のリソースを活用する」と話す。8タイプの「イセタン」の売り場面積はフロアによってまちまちだが、4階「イセタン クローゼット」はフロア全体を使って、伊勢丹新宿店の2〜3階の世界観をベースに表現する。

 専門店部分のリーシングは高価格から低価格まで混在させているのが特徴だ。ルクア1100のコンセプトは「まじわり、はじまり」。すでに発表されている「梅田 蔦屋書店」のほか、アッパーゾーンでは関西初出店の「エストネーション」「ナノ・ユニバース ライブラリー」「インディスペンサブル ストラスブルゴ(メンズ)」、ファストファッションでは「フォーエバー21」「オールドネイビー」など、価格帯も対象顧客も異なるテナントをあえて雑多に集積することで、大阪駅を利用する幅広い層の集客を狙う。

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